【自宅で親の介護をしている人必見】寝たきりの人を小さな力で起こす方法

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

今回は、

 

 

寝たきりの人を

小さい力で

ベットから起こす方法

をお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

介護経験がなくてやり方がわからない

 

 

腰が痛くて大変

 

 

力がなくてうまく介助できない

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの方法を

試して見てください!

 

 

 

 

この方法を実践すれば

力ずくではない介護を身につけ、

体の負担を

減らすことができるでしょう!

 

 

ほんとうにそんなことがあるのか

とあやしく思うかもしれませんが、

 

僕自身、未経験で

介護の仕事をはじめたので、

最初は

力ずくで介助をしていました。

ですが、

その方法で介助を続けていると

体の負担が増えて、

腰を痛めてしまいました。

 

 

そこで先輩に

教えてもらったこの方法を

実践してみると

今までよりも

楽に介助が出来るように

なりました。

 

今まで通りの介助を

続けてもいいですが、

知識のない状態で

介助をしてしまうと、

自分の体を痛めてしまうし、

最悪の場合、

介助される人にも

ケガをさせてしまうのです。

 

 

そうならない為にも

この記事をしっかりと読んで

日々の介護に

いかしていってください!

 

 

起き上がりの介助
起き上がりの介助は

転落事故になることが多いため、

ゆっくり慎重に行ってください。

 

 

安全な起き上がりの介助方法
安全な介助に必要なポイントを意識して

起き上がり介助をやってみましょう。

 

1.環境整備(物品)
ベッドの高さを

介助姿勢の重心の位置まで上げ、

サイドレールをはずす

 

2. ご本人が動きやすい姿勢をつくる
・完全な側臥位
・顎を引く
・股関節を90度に曲げる
・膝をベッドの端から出す
・踵を下ろす

 

 

 

3.介助者の姿勢

・ご本人の身体に

 介助者が身体を近づけて

 密着させる
・腕の内側全体で側頭部を、

 手のひらで背中を支える
・大腿部の膝寄りに手を添える
・介助者は足を斜めに広く開く

 

 

4.自然な体の動きに合わせた介助
・介助者の身体の方を見てもらい、

 顔を起き上がる方向に向ける
・ご本人の頭が動く軌跡に注意し、

 重心移動を利用して身体を起こしていく

腕の力で起こさない

 

 

 

5.ご本人の姿勢(安定していることを確認する)
 身体を密着させたまま起き上がると、

 自然にご本人の正面に自分の身体が来るので、

 後方・側方に倒れないよう支えやすい。

 

 

小さい力で介助するコツ
・身体は小さくする
・顔の向きを動く方に向ける
・重心の高さを合わせて密着する
支持基底面を意識する

 

起き上がり介助のNG例
 その1 首だけを支えて介助
 首だけを支えて起き上がり介助をすると

 首に負担がかかります。

 

 

 首は人間の身体の中でも弱い部分なので、

 必ず側頭部から背中までを支えて介助を行いましょう。

 

 

 その2 身体を密着させずに介助を行う

 身体を密着させずに介助を行うと、

 姿勢が不安定になり、介助者の腰をいためやすい。

 

 

 その3 介助直後すぐにご利用者から離れる
 起き上がり直後の、

 姿勢が安定していない状態で

 ご利用者から離れると危険です。

 ご本人の姿勢が安定したことを確認してから

 離れるようにします。

 

 


 身体を無理に動かそうとすると、

 ご本人に大きな負担がかかるばかりか、

 介助者側にも余計な負担がかかることになります。
 そうならないためにも、

 身体の動きの特性を頭に入れて、

 日々の介護にいかしていきましょう!