【自宅で親の介護をしている人必見】介護に疲れていませんか?
こんにちは!介護士のカズです!
今回は、
介護疲れ
についてお伝えしますね!
もし、今あなたが、
親の介護の事で誰かに相談したい
介護におわれて友達の誘いを断ってしまっている
たまには1人の時間がほしい
このような事で困っていたら
ぜひこの記事を参考にしてみてください!
きっと役に立つはずです!
本当にそんな事があるのか
とあやしく思うかもしれませんが、
僕自身介護の仕事をはじめたとき
悩みがあってもまわりに相談できず、
1人で抱え込んでしまい介護の仕事がいやになった時期がありました。
介護疲れは一人で抱えこまず、誰かに相談することが大切です。介護に限らず、疲れたときに誰かにはなすことで気持ちが楽になります。ただ介護の相談を誰にしたらよいか悩みますよね。
この記事では「介護に疲れたときの相談先」を解説しています。
みなさんも介護疲れをおこす前にぜひ活用してみてください!
介護疲れの相談窓口
介護に疲れたとき、誰かに相談することで気持ちが和らいだことがある方も少なくないのではないでしょうか?
実際、多くの方が誰かに介護の悩みを相談しています。
以下ではアンケート結果を交えながら「身近に頼れる人がいない方の相談先」も紹介しています。一人で抱え込まず、相談窓口を積極的に活用しましょう。
家族・友人
アンケート結果では「同居する家族」が最も多く、そのつぎに「友人・知人」と続いています。
おおくのかたが「家族・友人」と答えた背景には相談のしやすさがあります。
家族や知人は相談者の現状を把握しているケースもおおく、共感もえやすいことから気軽に相談できるのが特徴でしょう。
もし、近くに家族がいない場合は近所の方と交流を図ってみることもおすすめです。
近所の方たちと信頼関係をきずくことで、気軽に相談したり介護をサポートしたりしてくれることがあります。
ケアマネージャー
ケアマネージャーはケアプランの作成だけでなく、介護に関する相談にも乗ってくれる存在です。
抱えている悩みを相談することで、的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。また、相談内容からケアプランの見直しを提案してくれることもあります。
要支援1以上の認定をうけているかたを介護している場合は積極的に頼りましょう。
医療機関の相談窓口
医療機関の相談窓口でも、介護に関する相談をうけつけています。医療機関内にあることから、入院や通院時に利用しやすいのが特徴です。
ほかの相談窓口と違い、医療ソーシャルワーカーなどの専門家から「退院後の生活のポイント」「要介護者の状態にあわせた介護サービスの提案」が受けられるのもメリットといえるでしょう。
もしけがや病気などをきっかけに要介護状態になってしまったときは積極的に利用したい窓口の1つです。
民生委員・地域福祉委員・社会福祉協議会などの相談窓口
公共の相談窓口として、利用できるものとして以下の3つがあります。
民生委員
厚生労働大臣から委嘱された相談員のこと。
地域の福祉活動を支援している。
地域福祉委員
社会福祉協議会から委託された相談員のこと。
福祉全般に関する相談対応や、見守り活動などを支援している。
社会福祉協議会
市区町村に設置された機関のこと。
介護に関する相談から、低所得の高齢者に向けたお金の貸付支援(生活福祉資金貸付制度)も行っている。自治体によっては上記組織と協力して地域独自の活動や、サービスを提供しているケースもあります。
地域包括支援センター
地域包括支援センターとは、地域内の高齢者に対する総合相談、権利擁護、支援体制づくり、介護予防に必要な援助などを行う公的機関です。
介護保険の申請窓口にもなっており、全国で4,000以上、市区町村に必ず一つは設置されています。
介護サービスだけでなく、介護予防サービスや日常生活支援などの相談もできるので、介護が始まる前に一度は利用したい相談窓口です。
介護者同士のコミュニティ
要介護者が集まるコミュニティに参加することもおすすめです。
コミュニティには同じ悩みを抱えた介護者が集まる場とあって、気軽に悩みを相談できるだけでなく、先輩介護者からアドバイスをもらうこともできます。
コミュニティに関する情報は自治体の窓口やホームページなどからも確認できることから、一度検索してみてはいかがでしょうか。
介護疲れを感じる原因
介護者によって、疲れを感じる出来事はさまざまです。以下では介護者が感じる介護疲れの原因を4つ解説します。
・精神的疲労
・身体的疲労
・経済的疲労
・認知症介護による疲れ
原因を理解することは介護に対する向き合い方を見直すきっかけにもなります。以下で1つずつチェックしていきましょう。
精神的疲労
要介護者の介護度があががると、必然的に介護に要する時間も増えていきます。その分「自分の時間」を削る必要が出てきます。
リフレッシュする時間はおろか、睡眠時間もけずられることから、介護者にかかる精神的負担は非常に大きくなる傾向があります。
また要介護者への対応だけでなく、ケアマネージャーや介護スタッフとのやり取りにも少なくない時間を取られることから、精神的疲労を感じる方は少なくありません。
身体的疲労
在宅介護では更衣や入浴、排泄などさまざまな場面で介助を必要とします。そのため、多くの介護者が身体的疲労を感じています。
例えば、前かがみの姿勢になりやすい「食事介助」「おむつ交換」などは腰を痛めやすい介助内容の一つです。
経済的疲労
介護保険の活用で介護サービスを利用すると、月々にかかる負担を軽減できます。しかし、介護保険外となるおむつ代や介護に必要な消耗品などは、基本的に自己負担です。
1つひとつは高い値段ではありませんが、使用量が増えると介護にかかる支出もふえることから、今後の家計に不安を覚える方もすくなくありません。
また、上記でもふれたように介護に要する時間が増えると、勤務時間が減り、収入が減る可能性もあります。
認知症介護による疲れ
認知症は進行すると、記憶障害や徘徊、暴力暴言などの症状をみせることがあります。こうした症状の進行に合わせた対応が必要となるので、介護者の精神的な疲れもたまりやすくなります。
また、同じことを話したり会話のキャッチボールが難しくなったりするなど、コミュニケーションの取りにくさも疲れを感じる原因です。
自宅で介護をしていると、どうしても孤独を感じやすいものです。
ですが誰にも相談せず1人で抱え込んでしまうと介護疲れをおこし、最悪の場合介護うつになってしまうかもしれません。
誰かに相談することはとても勇気のいることだとおもいます。
僕もはじめはそうでした。ですが、ささいなことでも相談するようになってからはストレスも軽減して介護の仕事にとりくめています。
みなさんも一歩ふみだす勇気をもちましょう!
各都道府県に相談窓口もありますので
参考にしてみてください!
https://www.pref.ehime.jp/h20400/ninchishoshien/consult/comprehend.html