【自宅で親の介護をしている人必見】自宅で入浴介助をする為の準備をしよう。

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

 

今回は、

自宅介護でお風呂の介助をする為の準備

についてお伝えしますね!

 

 

 

もし、今あなたが、

 

 

親が一人でお風呂に入るのが難しくなってきたので

「お風呂の介助の仕方が知りたい」

 

 

「素人でもお風呂の介助はできるの?」

 

 

「お風呂の介護サービスってどんなものがあるの?」

 

 

このような事で困っていたら

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと役に立つはずです!

 

 

 

自宅のお風呂で入浴介助をするのは

身体的な負担が大きく

滑りやすい風呂場で安全にも気を配らなくてはいけないなど、精神的な負担もかかります。

そのためしっかりとした事前準備や、

介助の仕方を知って介護疲れを起こさないようにしましょう!

 

 

また、心身的な負担が大きい介護であるため

無理をしすぎないためにも、

介護保険サービスをあわせて活用することを

おすすめします。

 

 

この記事では

自宅で入浴介助をするための準備
について紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、

必要な事前準備など基本的ことがわかるので、

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

お風呂の環境を整えて

介助の負担軽減をする

介護のなかでも

身体的に大きな負担がかかり苦労するケースが

多くあるのが入浴介助です。

身体的な負担に加え、床が濡れて滑りやすいため

安全に入浴させなくてはいけないという

精神的な疲労もあります。

そのため、介助する方の心身の負担を少なくし、

介護される方にとっても安心して入浴することができる環境を整えることが重要になります。

 

 

お風呂を介護リフォームして安全な環境にする

お風呂場の環境は、

家庭によって出入り口の段差や浴槽の高さ、

洗い場の広さもさまざまです。

特に段差が多く濡れた床は、

転倒などしやすい環境となり、

お風呂場での事故が多く発生しています。

骨折死亡事故にまでつながることもあり、

ケガがきっかけで

要介護度が高くなることもあるため、

安全対策のために介護リフォームすることを

おすすめします。

 

 

お風呂の介護リフォーム内容としては

次のようなものがあげられます。

・手すりを設置する
・段差をなくす
・扉を交換する

・床材を滑りにくいものにする
・浴槽を変更する
・浴室の拡張をする
・暖房の設置をする

 

 

これらの中には介護保険制度の給付金の対象

なっているものや、

補助金を受けられるもの自治体独自の優遇制度を受けられるものなどがあります。

詳しくは、ケアマネジャーや市区町村の窓口で

相談をしてみましょう。

 

手すりは浴槽に出入りするときや立ち上がり、

移動などバランスを崩しやすい身体の動きを

サポートしてくれます。

また、加齢による筋力の衰えで、

脱衣所と浴室の段差でのつまずきや、

足を高くあげることが難しくなり

浴槽をまたぐときに

バランスを崩しやすくなります。

そのため、出入り口をフラットにしたり、

浴槽の高さを低いものに交換することで

出入りをスムーズにします。

ほかにも、床材を滑りにくいものに変更する、

扉を開き戸から引き戸

または折れ戸に交換して

洗い場の広さを確保すれば、

介助や見守りがしやすくなります。

 

 

それから、介護保険の対象外となりますが、

特に冬は急激な温度差でヒートショックを起こし体調が急変することがあるため、

脱衣所や浴室に暖房を設置して、

リビングなどの部屋と、脱衣所や浴室の温度差をなくす対策が必要です。

 

 

介護保険で購入できる「福祉用具」を活用する

浴室のリフォームをする必要がない場合や

リフォームが難しい場合でも、

入浴補助の福祉用具を用意することで、

安全な環境に整え、介助の負担を少なくすることもできます。

 

 

入浴補助用具の例

・入浴用いす
 入浴用のいすは、

    背もたれやひじかけがついたタイプがあり、

 安定した姿勢で身体を洗うことができます。

 座面も調整できるため、

    立ち上がりやすい高さに

    調整しておくことができます。

 

・浴槽内いす
  浴槽内にいすを置くことで

    お湯の中でも立ち上がりやすくなります。

  肩までお湯に浸かることはできませんが、

  全身浴よりも負担が少なくなります。

 

・浴槽用手すり
  浴槽に取り付けて使うタイプのもので、

  握りやすい場所に設置することができます。

 

・入浴台
 座ったまま浴槽に入ることができるため、

 手すりを使っても

   浴槽をまたぐのが難しい方におすすめです。

 入浴台は身体を洗う時にも

   入浴用いす代わりとして使えます。

 

・浴室内すのこ
 洗い場に敷いて滑りにくくしたり、

 出入り口の段差をなくして

    つまずきにくくします。

 材質も滑りにくいものや

    お手入れしやすい樹脂製のものなどが

    あります。

 

その他にも、

浴室への移動ができない場合などにも使用できる

簡易浴槽も介護保険で購入が可能です。

これらは、要介護1以上であれば、

介護保険を使って購入することができますので

ケアマネジャーや地域包括支援センター

相談してみましょう。

 

 

介護保険でレンタルできる入浴補助の福祉用具は「移動用リフト」のみ

 

福祉用具の中でも直接肌に触れるものについてはレンタルではなく購入となります。

そのため、入浴補助の福祉用具

基本的に購入のみとなりますが

工事不要の「移動用リフト」は

レンタルが可能です。

ただし、直接肌に触れる「つり具」は

別途購入が必要となります。

移動用リフトは、脱衣所から浴室、

洗い場から浴槽への移動などに

使用する福祉用具です。

詳しくは、ケアマネジャーに

確認してみましょう。

 

入浴介助は、

身体的にも精神的にも負担が大きい介助です。

少しでも負担を軽くするためにも、

事前の準備をしっかりとしておきましょう。