【自宅で親の介護をしている人必見】素早く的確なオムツ交換

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

 

今回は、

 

 

正しいオムツ交換の方法

について、お伝えしますね。

 

もし、今あなたが、

 

 

「オムツをきれいにあてたつもりでも

毎回失禁していて服まで変えないといけない」

 

 

 

「そもそも、今までオムツ交換など

したことがなくてやり方がわからない」

 

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの方法を試してみてください。

 

この記事を読み終わった頃には、

正しいオムツ交換の方法を

完璧にマスターしていることでしょう!

 

 

本当にそんなことがあるのか、

と怪しく思うかもしれませんが、

 

僕自身無資格未経験で

介護業界にはいり、

オムツ交換など

したことがなかったので、

最初の頃は失敗ばかりして

他のスタッフに迷惑ばかりかけていました。

 

先輩スタッフどうしが

「あの子がオムツ交換したところは

もう1回オムツ確認しとこうか」

はなしているのを聞いたときは、

本当に悔しかったのを今でも覚えています。

 

 

そんな僕でも、

正しいオムツ交換のやり方を身につけ、

実践した結果

「あの子がオムツ交換したなら大丈夫か」

といってもらえるようになりました。

 

 

 

今日は、

そのやり方について

お伝えしますね。

 

 

 

まずは、

オムツ交換を行うために

準備するものを紹介します。

 

 

 

①介護用エプロン

 エプロンをつけてオムツ交換をすれば、

 汚れを気にせずに介護にあたれます。

 ポリエステル素材だと、

 汚れを落としやすいのでおすすめです。

 

 

②使い捨て手袋

 手が汚れないように、

 使い捨て手袋を用意しておきましょう。

 オムツ交換では指先を使うので

 指先がフィットするタイプがおすすめです。

 ただし、薄いナイロン製だと破れる可能性があるので

 ゴム製がおすすめです。

 

 

③バケツ・タオル・洗剤・お湯

 オムツ交換をスムーズにするために、

 バケツ、タオル、洗剤、お湯を準備しておきましょう。

 汚れてしまった陰部を拭くために、

 バケツにお湯を張って洗剤をいれておきます。

 タオルは事前にしぼっておけば、陰部をさらす時間を

 短くすることができます。

 洗剤は、おしり用の洗浄液や清拭剤を

 用意しましょう。

 タオルは、ガーゼタオルなど肌触りのよいものを

 準備してみてください。

 

 

④ウェットティッシュ・トイレットペーパー

 排泄物が飛び散ったときにに、

 さっと拭けるようにウェットティッシュ

 トイレットペーパーを置いておくと安心です。

 おしりふきは、破れにくいタイプのものを選ぶと、

 手を汚さずに済みます。

 赤ちゃん用は薄くて破れやすいものが多いので、

 「介護用」「大人用」と

 書かれたものを選びましょう。

 拭いたあと、すぐに捨てられるように

 ゴミ箱やゴミ袋も用意しておくと

 手間が省けます。

 

 

⑤シート・新聞紙

 シーツを汚さないように

 敷いておくために必要です。

 介護用の「おむつ替えシート」も

 売っていますが、

 すぐに洗えるレジャーシートや

 そのまま捨てられる新聞紙で代用できます。

 

 

⑥取り換え用のオムツ

 取り換え用の新しいオムツを、

 手の届く範囲においておきましょう。

 1つのカゴにまとめ、

 ベット付近に置いておくと使いやすいです。

 

準備するものがそろったら

オムツ交換をしていきます。

 

次の手順をしっかり把握して

オムツ交換をしてみてください。

 

 

1.オムツを交換することを伝える

  まずは、「オムツ交換するよ」と

  一言声をかけることを忘れないように!

  いきなり服を脱がせると、

  誰でも嫌な気持ちになりますよね。

  声かけをしながら、

  近くに必要なものと新しいオムツを

  準備します。

 

 

2.服を脱がせる

  肌の露出が最低限になるように、

  素早く服を脱がせましょう。

  ご自分で脱げる方には、

  「自分で脱ぐ?」と

  聞いてあげてください。

  自分でできるをやってもらうことで

  その人のプライドを守ることができます。

 

 

3.排泄状態や肌状態を確認する

  オムツを開けて、

  排泄状態や肌状態を確認しましょう。

  いつもと違ったことがあれば、

  メモしておいて医師や看護師に

  相談しましょう。

 

 

4.陰部を洗う

  陰部を洗うときは、

  側臥位(そくがい)という

  横向きの状態になってもらいましょう。

  側臥位になってもらうことで

  全身の負担をかけずに、固定することができます。

  次に用意したタオルをお湯で濡らし、

  丁寧に拭いていきます。

  ほかにも汚れているところはないか確認し、

  ウェットティッシュやトイレットペーパーを使い、

  清潔な状態に近づけてみてください。

 

 

5.オムツを交換する

  側臥位(そくがい)の状態のまま、

  オムツの中心を背骨にあてて

  身体の中心とオムツの中心をあわせましょう。

  中心あわせをしっかりしておくことで、

  排泄物のもれを防げます。

  そして、中心を押さえながら、

  腰の下にオムツを差し込みます。

  オムツを広げた状態であおむけになってもらい、

  そけい部をあわせて

  テープをとめれば完了です。

  オムツのギャザーがずれていないかも

  忘れずに確認しましょう。

 

 

6.素早く服を着せる

  最後に素早く服を着させてあげましょう。

  ご自分でできる方は、

  本人にまかせてください。

  「オムツ交換おわったよ」

  「気持ち悪かったらゆってね」と、

  声かけも忘れないようにしましょう。

 

 

 

介護でオムツ交換が必要になった場合、

精神的な負担がかかるため、

素早くオムツ交換をすることが大切です。

 

 

そのためにも、

準備物をそろえ、

しっかりと手順を理解してから

オムツ交換をしていきましょう。