【自宅で親の介護をしている人必見】介護度について教えます!

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

 

今回は、

介護度

についてお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

 

要介護度の違いで何が変わるの?

 

 

 

要介護と要支援の違いってなに?

 

 

 

そもそも介護度ってなに?

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと役にたつはずです!

 

 

 

僕自身介護の仕事をはじめたころは、全く知識がありませんでした。

なので先輩たちが、

「あのひとほとんど自分でできるのに要介護なの?」などとはなしていても

意味がわかりませんでした。

でもそれってすごく危険なことなんです!

 

 

 

介護度とは、そのひとが介護を必要とする度合いを指標化したものです。

それがわからないということは、

そのひとの体の状態がわかっていないということです。

そんな状態では、適切な介護なんてできません。

転倒して骨折なんて事故にもつながりかねません。

 

 

そんな事故をふせぐためにもこの記事をよんで

介護度について勉強してみてください!

 

 

 

 

要介護認定の申請をするとそのときの身体状態に応じて介護等級(要介護度)が決まります。

 

 

要介護度の区分(介護等級)
要介護度(介護等級)は全部で8つの区分で構成されています。

自立・非該当
要支援1、2
要介護1、2、3、4、5
※自立・非該当をふくめず、7段階と紹介するケースもあります。

 

要介護認定をうけるかたのおおくは、全国一律に定められた基準をもとに、

要支援または要介護のどの区分になるか判断されます。

要支援よりも要介護の方が介護の必要度合が高く数字は大きければ大きくなるほど重度があがり、要介護5が最も重度の状態です。

もし、要介護認定の申請をしたとしても、要支援や要介護の基準にあてはまらず

「非該当」と判定されるかたもいます。そのため、自分たちとしては支援が必要だと思っても、介護や支援の必要性がなく1人での生活が可能な状態と判断されるケースもあるのです。

 

 

要支援と要介護の境
要介護認定の区分の中でも、おおくのかたが疑問に感じるのは要支援と要介護の違いでしょう。似ている2つの言葉ですが、使えるサービスの種類や量は異なるため、自宅で生活を続けたいかたやその家族にとっては、大きな影響が出る場合があります。

まずは、それぞれの定義について確認しましょう。

 

 

 

【要支援状態の定義】

「身体上若しくは精神上の障害があるために入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部若しくは一部について厚生労働省令で定める期間にわたり継続して常時介護を要する状態の軽減若しくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれ、又は身体上若しくは精神上の障害があるために厚生労働省令で定める期間にわたり継続して日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態であって、支援の必要の程度に応じて厚生労働省令で定める区分(要支援状態区分)のいずれかに該当するものをいう。」

 

 

 

 

【要介護状態の定義】

「身体上又は精神上の障害があるために、入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部又は一部について、厚生労働省令で定める期間にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態であって、その介護の必要の程度に応じて厚生労働省令で定める区分(要介護状態区分)のいずれかに該当するもの(要支援状態に該当するものを除く。)をいう。」

 

 

 

 

この定義によってわかるのは、要支援と要介護の分かれめは、「常時介護」が必要かどうかという点です。どちらの状態も日常生活にはなんらかの支障はあるものの、

要支援の場合は状態の悪化や防止が必要な状態、要介護は常時介護が必要な状態であると整理できます。

 

 

 

 

 

要介護度を決めている目安
要介護度を決める目安や要介護度ごとにおける状態の目安を見てみましょう。

ここで紹介するのはあくまでも目安のため、たとえおなじ介護度でもからだの状態や必要な介護内容は異なります。

 

要介護度ごとの状態の目安

要支援1
基本的な日常生活は1人でできるが、手段的日常生活動作(買い物・金銭管理・内服管理・電話の使用)のいずれかに見守りや介助が必要な状態。

要支援2
要支援1の状態に加え、下肢の筋力低下による歩行不安定が見られる。今後、介護が必要になる可能性がある。

要介護1
日常生活動作(食事・排泄・入浴など)のいずれかに介助が必要で、手段的日常生活動作のどれかにも毎日介助が必要な状態。

要介護2
日常生活動作・手段的日常生活動作の一部に毎日の介助が必要。日常生活動作はできても認知症の症状によって日常生活にトラブルが起こる可能性がある場合も含まれる。

要介護3
歩行が不安定で杖や歩行器、車椅子が必要。日常生活動作や手段的日常生活動作の何かに毎日全面的な介助が必要な状態。

要介護4
常時、介護なしでは日常生活を送るのが困難。全面的な介護を要するが、会話は行える。

要介護5
ほとんど寝たきりの状態で、意思の伝達が困難。自分で食事ができない。日常生活すべてに全面的な介助が必要な状態。

 

 

要介護度(介護等級)は、申請時や更新時の本人の状態によってかわるケースもあります。2回目以降の認定で前回と介護度がかわってもあわてないようにしっかりと理解しておきましょう。

 

 

厚生労働省のホームページをはっておくので

参考にしてみてください!

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/index.html

【自宅で親の介護をしている人必見】入浴に関する介護保険サービスを知ろう

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

今回は、

入浴に関する介護保険サービスの種類

についてお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

 

 

自宅のお風呂が狭くて入浴させるのが難しい

 

 

 

寝たきりの人をお風呂に入れるのは不安だ

 

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと役にたつはずです!

 

 

僕自身介護施設で寝たきりの人の入浴介助をしていますが、

体を動かすことのできない人の入浴介助は

肉体的な負担がとても大きく介助後はいつもくたくたになっています。

 

それに加えて自宅の狭いお風呂では

思うように介助が出来ず、思わぬ事故を起こしかねません。

 

精神的も肉体的にも負担が大きく、

介助に疲れて、介護疲れを起こさないためにも

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

入浴の介助を受けられる介護保険サービス

 

繰り返しになりますが、自宅でのお風呂の介助は心身ともに負担が大きいため、

無理をしすぎないよう介護保険サービスをあわせて活用しましょう。

介護保険サービスを使った入浴介護は、自宅に訪問してくれてサービスを受けるものと施設に通ってサービスを受けるものの2通りあります。

まずは、自宅に来てもらい受ける介護保険サービスについてみていきます。

 

 

 

自宅に訪問してもらう
・訪問入浴介護
訪問介護

 

 

 

「訪問入浴介護」とは、看護師と介護スタッフ3名が専用車で自宅に訪問し、

持参した専用の浴槽を使って入浴介護をしてくれるサービスです。

自宅の浴室が狭かったり、寝たきりなど家族だけでは入浴させるのが困難な場合に

利用するのがおすすめです。

 

 

 

 

訪問介護は、介護スタッフが自宅の浴室で入浴の介助や見守りをしてくれる

サービスです。浴室に大人1名の介助スペースがあり、

比較的要介護度の低い方におすすめです。

 

 

利用できる方
要介護1~5の方

 

 

 

 

次に施設に通って受ける介護保険サービスについてみていきましょう。

 

 

施設に通う
・デイサービス
デイケア

 

 

 

「デイサービス」「入浴」のほかに、施設により特徴は異なりますが、一般的に食事や身体介助、レクリエーション、機能訓練のサービスを受けられます。

医療ケアの必要がなく、訪問サービスが 受けられない事情がある方や、

介護する方の負担軽減としてもおすすめです。

 

 

利用できる方
要介護1~5の方

 

 

 

デイケア、デイサービス同様のサービスが受けられるところも多くありますが、「個別リハビリテーション」が主目的であるため、

入浴や食事のみの利用はできないことがほとんどです。

退院直後など医療ケアが必要な方におすすめです。

 

 

利用できる方

医師が専門的なリハビリが必要と判断した方
要支援1・2、要介護1~5
 

 

 

 

介護保険サービスの入浴介護をあわせて活用することは、介護する方とされる方の

双方にメリットがあります。どのような組み合わせで利用するのがよいか、

窓口に相談してみましょう。

相談窓口
要介護1~5の方ケアマネジャー
要支援1・2の方地域包括支援センター
介護サービスを利用したことがない方地域包括支援センター、市区町村の介護保険窓口

 

【自宅で親の介護をしている人必見】自宅のお風呂で入浴介助をしよう。

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

 

 

今回は、

自宅での入浴介助のコツ

をお伝えしますね!

 

 

もし、今あなたが、

 

 

親が一人でお風呂に入るのが難しくなってきたので

「お風呂の介助の仕方が知りたい」

 

 

 

「素人でもお風呂の介助はできるの?」

 

 

 

「お風呂の介護サービスってどんなものがあるの?」

 

 

このような事で困っていたら

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと役に立つはずです!

 

 

 

自宅のお風呂で入浴介助をするのは

身体的な負担が大きく、

滑りやすい風呂場で安全にも気を配らなくてはいけないなど、精神的な負担もかかります。

そのためしっかりとした事前準備や、

介助の仕方を知って介護疲れを起こさないようにしましょう!

 

 

また、心身的な負担が大きい介護であるため

無理をしすぎないためにも、

介護保険サービスをあわせて活用することを

おすすめします。

 

 

この記事では

自宅での入浴介助のポイントと注意点
について紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、

入浴介助で気をつける事ががわかるので、

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

入浴介助のポイントと注意点

入浴は身体を清潔にするだけでなく、

身体が温まり血液循環をよくして新陳代謝を促進させます。リラックス効果や安眠をもたらし、食欲を増進させて便通を整えるなどの効果が期待できます。

また、身体に異常がないかなど確認できる機会でもあります。

介護される方が心身ともに快適に過ごすためにも欠かすことのできない入浴について、ご自宅のお風呂で入浴介助を行う場合の各ポイントと注意点を解説します。

 

 

共通のポイントと注意点
・必ず各動作の前に声かけをしてから行う
・自分でできるところは可能な限り行ってもらう
・急激な温度差が生じないよう暖房器具の設置

 浴室にお湯をかけて温めておく
空腹時や食事直後の入浴をさける
・事前に排泄を済ませておく
体調がよくないときは無理に入浴させない

 

どうしても身体を清潔にしたい場合は、

清拭や手浴・足浴に切り替えましょう。

 

 

 

「浴室の出入り」の介助
脱衣所から浴室への段差や床が濡れて滑りやすく危険があるため、転倒には十分に注意しながら介助します。

出入口付近に手すりを設置しておくと安心です。

手すりがない場合は介助する方を

手すりのように安定させ、腕全体で支えます。

このとき、手のひらだけを持つのではなく、

しっかりと腕まで支えるように持ちしましょう。

 

 

 

 

片麻痺がある場合のサポート
片麻痺がある場合は、

次の順で出入りをするとスムーズです。

浴室に入るとき麻痺のある方から入る
浴室から出るとき麻痺のない方から出る

 

 

 

「頭や身体を洗う」介助
シャワーのお湯の温度を確認して、

入浴用いすに掛け温めてから座ってもらいます。

その後、足元から掛け湯をしてから全身にお湯を掛け身体を温めます。

髪や身体など自分で洗える範囲を洗ってもらい、

背中や頭など洗いにくい部分をサポートします。

 

 

ポイント
シャワーで掛け湯をする場合や洗い流す際には

必ず声がけする
・座面の高い入浴用いすを使用する
・ループ付きのタオルや柄のついたブラシを活用する

 

入浴用いすは、

座面が40cmくらいの高さのものを使用すると

立ち上がりしやすくなります。

また、長い柄のついたブラシ

ループ付きのタオルを活用すれば、

背中など自分で洗える範囲が広がります

 

 

すべて介助する場合
洗う順番
頭→顔→首→手→おなか→足→背中→お尻→陰部

(なるべく自分で洗ってもらう)

 

手足は指先から身体の中心に向かって

やさしく洗います。

汗をかきやすい脇や乳房の下、肘や膝の裏側、

指の間は洗い残しがないよう丁寧に洗います。

高齢者の皮膚は傷つきやすいため、

やわらかいボディスポンジやボディタオルで

触れる程度の力加減で洗います。

また乾燥しやすいため

石けんのつけすぎにも注意しましょう。

 

 

「浴槽の出入り」の介助
身体を洗ったら浴槽につかります。

浴槽をまたぐ動作はバランスを崩しやすくなるので、手すりをしっかりと持ってもらい

後方から腰を支えるように介助します。

 

 

足をあげて浴槽をまたぐのが難しい場合は

無理をせず入浴台に腰をかけて入ります。

浴槽内では浮力が働くので、

足の裏を浴槽の壁につけてもらうか、

手すりや浴槽のふちを持ってもらいます。

少し前かがみの姿勢になると

安定しやすくなります。

浴槽から出るときもバランスを崩さないよう

手すりを持ち、ゆっくりと動いてもらいます。

浴槽から出たら、浴室用いすに座るか、

立ったまま手すりを持って上がり湯をかけます。

湯冷めしないよう脱衣所に移動する前に

タオルで身体を軽く拭きます。

 

 

ポイント
・浴槽に浸かる時間は5分程度
・浴槽内いすなどを使い心臓より下までの位置で浸かる(心臓の負担を軽減するため)
・肩まで浸からない場合は冷えないようお湯に浸したタオルを掛ける
・入浴中に表情や気分などの変化がないか注意する

 

片麻痺がある場合のサポート
麻痺のない方の手で手すりを持ち、

麻痺のない方の足から出入りする。
浴槽内で立ち上がるときは、

麻痺のない方の足を引き

前かがみになって立ち上がる。

 

 

「入浴後」の介助
湯冷めをしないようにバスタオルで手早く拭き

着替えの必要箇所を介助します。

着替えが終わったら、

しっかりと水分補給をしましょう。

 

 

ポイント
水分が残ると冷えの原因になるので

指の間まで十分に拭きとる。
保湿クリームで皮膚ケアをする。
また、入浴後は爪がやわらかくケアをしやすいので、必要に応じて爪切りを行うのによいタイミングです。

 

介助する方も入浴介助は冬でも汗をかくくらい体力を使うため、

しっかりと水分補給と着替えをして体調を崩さないようにしましょう。

 

 

【自宅で親の介護をしている人必見】自宅で入浴介助をする為の準備をしよう。

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

 

今回は、

自宅介護でお風呂の介助をする為の準備

についてお伝えしますね!

 

 

 

もし、今あなたが、

 

 

親が一人でお風呂に入るのが難しくなってきたので

「お風呂の介助の仕方が知りたい」

 

 

「素人でもお風呂の介助はできるの?」

 

 

「お風呂の介護サービスってどんなものがあるの?」

 

 

このような事で困っていたら

ぜひこの記事を参考にしてみてください!

きっと役に立つはずです!

 

 

 

自宅のお風呂で入浴介助をするのは

身体的な負担が大きく

滑りやすい風呂場で安全にも気を配らなくてはいけないなど、精神的な負担もかかります。

そのためしっかりとした事前準備や、

介助の仕方を知って介護疲れを起こさないようにしましょう!

 

 

また、心身的な負担が大きい介護であるため

無理をしすぎないためにも、

介護保険サービスをあわせて活用することを

おすすめします。

 

 

この記事では

自宅で入浴介助をするための準備
について紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、

必要な事前準備など基本的ことがわかるので、

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

お風呂の環境を整えて

介助の負担軽減をする

介護のなかでも

身体的に大きな負担がかかり苦労するケースが

多くあるのが入浴介助です。

身体的な負担に加え、床が濡れて滑りやすいため

安全に入浴させなくてはいけないという

精神的な疲労もあります。

そのため、介助する方の心身の負担を少なくし、

介護される方にとっても安心して入浴することができる環境を整えることが重要になります。

 

 

お風呂を介護リフォームして安全な環境にする

お風呂場の環境は、

家庭によって出入り口の段差や浴槽の高さ、

洗い場の広さもさまざまです。

特に段差が多く濡れた床は、

転倒などしやすい環境となり、

お風呂場での事故が多く発生しています。

骨折死亡事故にまでつながることもあり、

ケガがきっかけで

要介護度が高くなることもあるため、

安全対策のために介護リフォームすることを

おすすめします。

 

 

お風呂の介護リフォーム内容としては

次のようなものがあげられます。

・手すりを設置する
・段差をなくす
・扉を交換する

・床材を滑りにくいものにする
・浴槽を変更する
・浴室の拡張をする
・暖房の設置をする

 

 

これらの中には介護保険制度の給付金の対象

なっているものや、

補助金を受けられるもの自治体独自の優遇制度を受けられるものなどがあります。

詳しくは、ケアマネジャーや市区町村の窓口で

相談をしてみましょう。

 

手すりは浴槽に出入りするときや立ち上がり、

移動などバランスを崩しやすい身体の動きを

サポートしてくれます。

また、加齢による筋力の衰えで、

脱衣所と浴室の段差でのつまずきや、

足を高くあげることが難しくなり

浴槽をまたぐときに

バランスを崩しやすくなります。

そのため、出入り口をフラットにしたり、

浴槽の高さを低いものに交換することで

出入りをスムーズにします。

ほかにも、床材を滑りにくいものに変更する、

扉を開き戸から引き戸

または折れ戸に交換して

洗い場の広さを確保すれば、

介助や見守りがしやすくなります。

 

 

それから、介護保険の対象外となりますが、

特に冬は急激な温度差でヒートショックを起こし体調が急変することがあるため、

脱衣所や浴室に暖房を設置して、

リビングなどの部屋と、脱衣所や浴室の温度差をなくす対策が必要です。

 

 

介護保険で購入できる「福祉用具」を活用する

浴室のリフォームをする必要がない場合や

リフォームが難しい場合でも、

入浴補助の福祉用具を用意することで、

安全な環境に整え、介助の負担を少なくすることもできます。

 

 

入浴補助用具の例

・入浴用いす
 入浴用のいすは、

    背もたれやひじかけがついたタイプがあり、

 安定した姿勢で身体を洗うことができます。

 座面も調整できるため、

    立ち上がりやすい高さに

    調整しておくことができます。

 

・浴槽内いす
  浴槽内にいすを置くことで

    お湯の中でも立ち上がりやすくなります。

  肩までお湯に浸かることはできませんが、

  全身浴よりも負担が少なくなります。

 

・浴槽用手すり
  浴槽に取り付けて使うタイプのもので、

  握りやすい場所に設置することができます。

 

・入浴台
 座ったまま浴槽に入ることができるため、

 手すりを使っても

   浴槽をまたぐのが難しい方におすすめです。

 入浴台は身体を洗う時にも

   入浴用いす代わりとして使えます。

 

・浴室内すのこ
 洗い場に敷いて滑りにくくしたり、

 出入り口の段差をなくして

    つまずきにくくします。

 材質も滑りにくいものや

    お手入れしやすい樹脂製のものなどが

    あります。

 

その他にも、

浴室への移動ができない場合などにも使用できる

簡易浴槽も介護保険で購入が可能です。

これらは、要介護1以上であれば、

介護保険を使って購入することができますので

ケアマネジャーや地域包括支援センター

相談してみましょう。

 

 

介護保険でレンタルできる入浴補助の福祉用具は「移動用リフト」のみ

 

福祉用具の中でも直接肌に触れるものについてはレンタルではなく購入となります。

そのため、入浴補助の福祉用具

基本的に購入のみとなりますが

工事不要の「移動用リフト」は

レンタルが可能です。

ただし、直接肌に触れる「つり具」は

別途購入が必要となります。

移動用リフトは、脱衣所から浴室、

洗い場から浴槽への移動などに

使用する福祉用具です。

詳しくは、ケアマネジャーに

確認してみましょう。

 

入浴介助は、

身体的にも精神的にも負担が大きい介助です。

少しでも負担を軽くするためにも、

事前の準備をしっかりとしておきましょう。

 

 

【自宅で親の介護をしている人必見】小さい力でベットから車いすへ移る方法

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

今回は、

 

 

 

小さい力で

ベットから

車椅子へ移る方法

をお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

 

介護経験がなくてやり方がわからない

 

 

腰が痛くて大変

 

 

力がなくてうまく介助できない

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの方法を

試して見てください!

 

 

 

 

この方法を実践すれば

力ずくではない介護を身につけ、

体の負担を

減らすことができるでしょう!

 

 

ほんとうにそんなことがあるのか

とあやしく思うかもしれませんが、

 

 

僕自身、未経験で

介護の仕事をはじめたので、

最初は

力ずくで介助をしていました。

ですが、

その方法で介助を続けていると

体の負担が増えて、

腰を痛めてしまいました。

 

 

そこで先輩に

教えてもらったこの方法を

実践してみると

今までよりも

楽に介助が出来るように

なりました。

 

 

今まで通りの介助を

続けてもいいですが、

知識のない状態で

介助をしてしまうと、

自分の体を痛めてしまうし、

最悪の場合、

介助される人にも

ケガをさせてしまうのです。

 

 

そうならない為にも

この記事をしっかりと読んで

日々の介護に

いかしていってください!

 

 

1.環境整備(物品)
車いすの準備
フットサポートを上げ、

レッグサポートを外す

 

ベッドからの起き上がり介助に入る前に、

車いすは近くに準備しましょう。

座位が不安定な方の場合は

特に準備が大切になります。

 

 

アームサポート・サイドガードをはね上げる

 

車いすの位置を

極力ベッドに近づける(全介助の場合)

 

 

2.ご本人が動きやすい姿勢をつくる

ご本人が動きやすい姿勢のポイント
・浅く座る(太腿の真ん中の部分がベッドの端にくるように)
・膝よりも臀部(お尻)の位置が上
・足を引く
・足底がついている
・足を開く(肩幅または骨盤幅)

 

 

浅座りの介助方法
(1)身体を支えながら、ベッドの高さを調節する
 ご本人の身体を支えながら、

 つま先がつく程度の高さになるよう

 ベッドの高さを調節します。

 ご本人の姿勢が安定していることを確認してから、

 靴をはいていただく。

 

 

(2)肩甲骨を支えて前に出す
 肩甲骨を支えて身体を密着させ、

 支えた側に重心を移動させて、

 反対側の臀部を浮かせてから前に出します。

 これが浅座りの状態です。

 

 

臀部の浮かせ方:OK例とNG例

 

 しっかりと身体を密着させ、

 介助を行いましょう。

 

 

ベッドの高さ:OK例とNG例

 立ち上がる際は、

 膝より臀部が少し上になる高さにすると

 ご本人が立ちあがりやすくなります。

 低いと姿勢が安定しすぎてしまい、

 立ち上がる際に大きな力が必要になります。

 

 

もし浅座りで前に出すぎたときには

深座りの介助を行う

深座りの介助方法
 ベッドの高さを調節し、

 靴を履き、肩甲骨を支え、

 支えた側に重心を移動させて、

 反対側の臀部を浮かせるところまでは、

 浅座りの介助と同じです。

 

 深座りの介助では、

 臀部が浮いた方の腸骨を前方から押します。

 

車いすをご本人に合わせる

 ご本人の姿勢が整ったら、

 車いすをご本人に合わせます。

 車いすのブレーキが

 しっかりかかっていることを確かめます。

 座面と膝の間をこぶし1個分程度あけましょう。

 

 

3.介助者の姿勢
支持基底面を意識し、

 ご本人の軸足(車いすに近い方)の延長線上に

 介助者の車いす側の足を置く。

 車いすから遠い方の足は、

 踏み込んだ時に両者の膝が重なるくらいの位置に置く。

 介助者自身、後方への重心移動・回旋・座る姿勢が

 安定する位置に足があるようにする。
・重心の高さをご本人に合わせて腰を低くする。
車いす側の肩甲骨と反対側の骨盤を

 しっかり支え、密着する。

 

 

4.自然な身体の動きにあわせた介助
 介助を行う際はご本人の顔は、

 前方に向けていただきます。

 

①前方に誘導することで臀部を浮かせる

 

 

②臀部の高さを変えず、ご本人と一緒に回転する

 

③密着したままゆっくり座る

 

 

介助を行う際のNG例
NG例その1:ズボンを持つ

 

NG例その2:介助のスピードが速い

 

NG例その3:勢いよくドスンと座らせる

 

 

5.ご本人の姿勢(安定)
車いす上で深座りになる

 

密着したまま

ゆっくり座っていただきます。

 

 

深座りになっていただく際のポイント
・かかとが浮かない程度に足を引く
・身体を密着させて両肩甲骨を支え、

 前傾姿勢を促す
・前方に誘導することで臀部を浮かせる
※この介助は、車いすに座っていて姿勢が崩れた時も

 整えることができる方法です。

 

安定した姿勢を確認する
・顔が真っ直ぐ前を向いている
・左右に傾いていない
・深く座っている
・フットサポートに足がきちんと乗っている

 

 

介助を行う際のNG例
 深座りができていないからと、

 無理に引っ張り上げることはNGです。

 


身体を無理に動かそうとすると、

ご本人に大きな負担がかかるばかりか、

介助者側にも余計な負担がかかることになります。

身体の動きに合わせ、

安心して移乗できるように心がけましょう。

 

 

【自宅で親の介護をしている人必見】寝たきりの人を小さな力で起こす方法

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

今回は、

 

 

寝たきりの人を

小さい力で

ベットから起こす方法

をお伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

介護経験がなくてやり方がわからない

 

 

腰が痛くて大変

 

 

力がなくてうまく介助できない

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひこの方法を

試して見てください!

 

 

 

 

この方法を実践すれば

力ずくではない介護を身につけ、

体の負担を

減らすことができるでしょう!

 

 

ほんとうにそんなことがあるのか

とあやしく思うかもしれませんが、

 

僕自身、未経験で

介護の仕事をはじめたので、

最初は

力ずくで介助をしていました。

ですが、

その方法で介助を続けていると

体の負担が増えて、

腰を痛めてしまいました。

 

 

そこで先輩に

教えてもらったこの方法を

実践してみると

今までよりも

楽に介助が出来るように

なりました。

 

今まで通りの介助を

続けてもいいですが、

知識のない状態で

介助をしてしまうと、

自分の体を痛めてしまうし、

最悪の場合、

介助される人にも

ケガをさせてしまうのです。

 

 

そうならない為にも

この記事をしっかりと読んで

日々の介護に

いかしていってください!

 

 

起き上がりの介助
起き上がりの介助は

転落事故になることが多いため、

ゆっくり慎重に行ってください。

 

 

安全な起き上がりの介助方法
安全な介助に必要なポイントを意識して

起き上がり介助をやってみましょう。

 

1.環境整備(物品)
ベッドの高さを

介助姿勢の重心の位置まで上げ、

サイドレールをはずす

 

2. ご本人が動きやすい姿勢をつくる
・完全な側臥位
・顎を引く
・股関節を90度に曲げる
・膝をベッドの端から出す
・踵を下ろす

 

 

 

3.介助者の姿勢

・ご本人の身体に

 介助者が身体を近づけて

 密着させる
・腕の内側全体で側頭部を、

 手のひらで背中を支える
・大腿部の膝寄りに手を添える
・介助者は足を斜めに広く開く

 

 

4.自然な体の動きに合わせた介助
・介助者の身体の方を見てもらい、

 顔を起き上がる方向に向ける
・ご本人の頭が動く軌跡に注意し、

 重心移動を利用して身体を起こしていく

腕の力で起こさない

 

 

 

5.ご本人の姿勢(安定していることを確認する)
 身体を密着させたまま起き上がると、

 自然にご本人の正面に自分の身体が来るので、

 後方・側方に倒れないよう支えやすい。

 

 

小さい力で介助するコツ
・身体は小さくする
・顔の向きを動く方に向ける
・重心の高さを合わせて密着する
支持基底面を意識する

 

起き上がり介助のNG例
 その1 首だけを支えて介助
 首だけを支えて起き上がり介助をすると

 首に負担がかかります。

 

 

 首は人間の身体の中でも弱い部分なので、

 必ず側頭部から背中までを支えて介助を行いましょう。

 

 

 その2 身体を密着させずに介助を行う

 身体を密着させずに介助を行うと、

 姿勢が不安定になり、介助者の腰をいためやすい。

 

 

 その3 介助直後すぐにご利用者から離れる
 起き上がり直後の、

 姿勢が安定していない状態で

 ご利用者から離れると危険です。

 ご本人の姿勢が安定したことを確認してから

 離れるようにします。

 

 


 身体を無理に動かそうとすると、

 ご本人に大きな負担がかかるばかりか、

 介助者側にも余計な負担がかかることになります。
 そうならないためにも、

 身体の動きの特性を頭に入れて、

 日々の介護にいかしていきましょう!

 

【自宅で親の介護をしている人必見】意外と知らない認知症の種類

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

突然ですが

みなさんは、

認知症に種類があることを

知っていますか?

 

実は認知症には

種類があって

それぞれ症状も違うのです!

 

今回は、

意外と知らない

認知症の種類について

お伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

「これはひょっとしたら

認知症かもしれない」

 

 

「家族がある日突然

認知症になったらどうしたらいいんだろう?」

 

 

と悩んでいたら

ぜひこの記事を

参考にしてみてください!

きっと役に立つはずです。

 

 

 

認知症のことを知っているのと

知らないののとでは、

大きく違ってきます!

 

 

例えば、

アルツハイマー認知症

診断されたとします。

この時、

しっかりと理解できている人なら

アルツハイマー認知症は、

徘徊、妄想の症状があるから

1人で外に出た時に

すぐに気づけるようにしておこう。

と対策することができます。

 

 

 

知らないとどうでしょう?

いなくなったことにも気づかず

最悪の場合、

事故にあう可能性だってあります。

 

 

 

認知症が原因で

行方不明になった件数は、

年々増加しています。

2013年から7年連続で

過去最多を更新していて、

統計を取り始めた

2012年からは1.8倍になっています。

 

実際の数字をみると、

2019年には、

1万7.479人の人が

認知症が原因で

行方不明になっています。

 

 

みなさんの家族が

行方不明になったり、

事故にあわないためにも、

今回の記事を読んで

認知症の事について

しっかりと理解してください!

 

 

それでは、

認知症の種類について

説明していきますね!

 

 

 

認知症の種類(原因となる主な病気)】

 

 

アルツハイマー認知症
 脳の大脳皮質の神経細胞が消失し、

 脳の萎縮によって認知機能が低下していきます。

 発症は70歳以上の女性が多く、

 自覚症状もありません。

 少しずつ確実に進行していきます。

特徴的な症状

落ち着きがなくなる

よくしゃべる

奇異な屈託のなさ

 

 

 

 

②脳血管性認知症
 脳梗塞脳出血などの

 脳血管障害によって起こります。
 60~70歳の男性に多く、

 初期の段階で

 頭痛、めまい、物忘れなどの

 自覚症状があり、

 症状は、階段を下るように進行していきます。

 脳血管に障害を受けている部分と

 受けていない部分で差が生まれ、

 まだら認知症と呼ばれる症状が特徴です。

 

 

 

 

レビー小体型認知症
 脳全体にレビー小体といわれる

 異常物質が沈着して発症します。

特徴的な症状

何もないところに人や動物、

 虫が見える幻視体験

小刻み歩行

急に止まれないパーキンソン症状で

 体全体の動きが悪くなっていく

 

 

 

 

④前頭・側頭型認知症(ピック病)
 初老期に発症する

 代表的な認知症疾患といわれています。

 前頭葉と側頭葉に限定して脳が萎縮していきます。

特徴的な症状

人が変わったような奇妙な行動を繰り返す

決まった食事しかとらない

などの決まりごとがよく見られる

 

 

⑤若年性認知症

 高齢者の認知症に比べると、

 比較的稀な病気です。

 進行が速く、

 原因として

 脳血管性認知症アルツハイマー認知症が多い

 といわれています。

 発症は男性に多くみられ、

 働き盛りの世代で発症すると

 家族への影響も…

 若年性認知症へのサポート体制は

 まだ十分ではなく、

 社会的な課題が多いのが現状です。

 

 

まとめ

目の前の家族が認知症と分かったとき、

ご本人の視点に立って対応するのが非常に大切です。

とはいっても

今までと様子が変わってしまった

ご本人を目の前にすると、

戸惑ってしまう人もいると思います。

そんな時は、

1人で抱え込まず、

専門機関へ相談したり、

介護体験を話し合える場に参加するなどして、

精神的な負担を減らしていきましょう!