【自宅で親の介護をしている人必見】入浴に関する介護保険サービスを知ろう
こんにちは!介護士のカズです!
今回は、
入浴に関する介護保険サービスの種類
についてお伝えしますね。
もし、今あなたが、
自宅のお風呂が狭くて入浴させるのが難しい
寝たきりの人をお風呂に入れるのは不安だ
このようなことで困っていたら
ぜひこの記事を参考にしてみてください!
きっと役にたつはずです!
僕自身介護施設で寝たきりの人の入浴介助をしていますが、
体を動かすことのできない人の入浴介助は
肉体的な負担がとても大きく介助後はいつもくたくたになっています。
それに加えて自宅の狭いお風呂では
思うように介助が出来ず、思わぬ事故を起こしかねません。
精神的も肉体的にも負担が大きく、
介助に疲れて、介護疲れを起こさないためにも
ぜひこの記事を参考にしてみてください!
入浴の介助を受けられる介護保険サービス
繰り返しになりますが、自宅でのお風呂の介助は心身ともに負担が大きいため、
無理をしすぎないよう介護保険サービスをあわせて活用しましょう。
介護保険サービスを使った入浴介護は、自宅に訪問してくれてサービスを受けるものと施設に通ってサービスを受けるものの2通りあります。
まずは、自宅に来てもらい受ける介護保険サービスについてみていきます。
自宅に訪問してもらう
・訪問入浴介護
・訪問介護
「訪問入浴介護」とは、看護師と介護スタッフ3名が専用車で自宅に訪問し、
持参した専用の浴槽を使って入浴介護をしてくれるサービスです。
自宅の浴室が狭かったり、寝たきりなど家族だけでは入浴させるのが困難な場合に
利用するのがおすすめです。
「訪問介護」は、介護スタッフが自宅の浴室で入浴の介助や見守りをしてくれる
サービスです。浴室に大人1名の介助スペースがあり、
比較的要介護度の低い方におすすめです。
利用できる方
要介護1~5の方
次に施設に通って受ける介護保険サービスについてみていきましょう。
施設に通う
・デイサービス
・デイケア
「デイサービス」は「入浴」のほかに、施設により特徴は異なりますが、一般的に食事や身体介助、レクリエーション、機能訓練のサービスを受けられます。
医療ケアの必要がなく、訪問サービスが 受けられない事情がある方や、
介護する方の負担軽減としてもおすすめです。
利用できる方
要介護1~5の方
「デイケア」は、デイサービス同様のサービスが受けられるところも多くありますが、「個別リハビリテーション」が主目的であるため、
入浴や食事のみの利用はできないことがほとんどです。
退院直後など医療ケアが必要な方におすすめです。
利用できる方
医師が専門的なリハビリが必要と判断した方
要支援1・2、要介護1~5
介護保険サービスの入浴介護をあわせて活用することは、介護する方とされる方の
双方にメリットがあります。どのような組み合わせで利用するのがよいか、
窓口に相談してみましょう。
相談窓口
要介護1~5の方:ケアマネジャー
要支援1・2の方:地域包括支援センター
介護サービスを利用したことがない方:地域包括支援センター、市区町村の介護保険窓口