【自宅で親の介護をしている人必見】認知症について教えます!

 

 

こんにちは!介護士のカズです!

 

 

 

今回は、

65歳以上の人が

5人に1人の割合

発症していると言われている

認知症について

お伝えしますね。

 

 

もし、今あなたが、

 

 

病院へ行って認知症と診断されたけど

どんな病気なの?」

 

 

「どんな症状があるんだろう?」

 

 

「最近物忘れが酷くなったけど

これって認知症なのかな?」

 

 

このようなことで困っていたら

ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

この記事を読み終わった頃には、

認知症と言う病気のことを

完璧に理解することが

できていることでしょう。

 

 

病気のことなんか難しいし、

医者に任せておけばいいだろうと、

思う人もいるかもしれません。

 

 

ですが、

認知症は、

予想だにしていないことが起こる病気です。

 

 

僕が働いている介護施設でも、

認知症の方が

窓から外に出て

家に帰ろうとしたことがありました。

この時も、

職員全員でその方の病気の特徴、

認知症という病気の特性を

理解して、

共有していたので

すぐに発見することができました。

 

 

 

なのでみなさんも、

しっかり病気のことを理解して、

もしもの時に備えておきましょう!

 

 

それでは、

認知症について

説明していきますね!

 

認知症とは、

いったん正常に発達した知能に何らかの原因で

記憶・判断力などの障害が起き、

日常生活がうまく行えなくなるような

病的状態

をいいます。

 

 

原因としては、

アルツハイマー

脳血管障害

によるものが多く、

高齢者の方に多くみられますが、

単なる物忘れとは違って、

れっきとした

脳の病気です。

 

 

 

認知症は、

かつては「痴呆」や「ぼけ」などと

呼ばれていました。

この呼び名は、

蔑視的・侮辱的な意味を持つことから、

ご本人やご家族のプライドを

傷つけてきました。

また、

言葉のイメージから

恥ずかし病気だ」という

間違った認識が持たれて、

症状を隠したりする傾向があり、

早期発見が難しい病気でした。

 

 

認知症の主な初期症状

・同じことを何度も言ったり、

 聞いたりするようになった

・置き忘れやしまい忘れが目立つようになった

・蛇口の閉め忘れやガスの消し忘れが増えた

・これまでの日課をしなくなった

・以前はあった興味や関心がなくなった

・時間や場所の感覚が不確かになった

・物の名前が出てこなくなった

・だらしなくなった

・ささいなことで怒りやすくなった

・財布やお金・物を

 「盗まれた」と言うようになった

 

 

中核症状と周辺症状

認知症の症状には、

脳障害そのものが引き起こす

中核症状」と、

環境変化や身体状況

介護者の関わり方などが

関与して引き起こる、

周辺症状」があります。

 

中核症状は、

必ずみられる症状ですが

周辺症状は、

個人差があります。

また、

周辺症状は

周囲の接し方によっては、

改善することがあります。

 

中核症状

記憶障害

 最近の記憶や出来事、行動を忘れる

見当識障害

 現在の日付、時間、場所、人物などがわからなくなる

失認

 品物などがなにかわからなくなる

失語

 物や人の名前が出てこなくなる

失行

 服の着方や道具の使い方がわからなくなる

実行機能障害

 段取りや計画がたてられなくなる

 

 

周辺症状

妄想

 財布や物が盗まれたなどと言う

 「もの盗られ妄想」など

幻覚

 現実にはないものを見たり聞いたりする

 (幻視が多い)

不安、依存

 イライラして落ち着かなくなる、

 1人になると落ち着かない、1人ではいられない

徘徊

 道順を覚えられず道に迷う

 目的もなく歩き回る(アルツハイマー病に多い)

暴言、暴力

 納得がいかないことがあると

 大声をあげたり暴力をふるう

抑うつ

 意欲の低下、なにもしたくなくなる

 気分が沈んで晴れ晴れしない

介護拒否

 入浴や着替えを嫌がる

異食

 食べられないものでも口にする

不眠

 夜眠れなくなる、

 反動で日中うたた寝をするようになる

 

 

認知症の症状は、

本人はもちろん

周囲の人たちの気づかない所で

徐々に進行しながら

現れてきます。

 

認知症

早期発見

早期治療が大切です。

早く治療を始めることで、

進行を遅らせることができたり、

場合によっては、

症状が改善することもあります。

 

 

少しでも

「ん?」と思ったら

病院へ行ってみましょう!